Iga, Japan
紫閃
Brewery year 1996
(Tank No.85)
蔵に眠る、忘れ去られた古い箱を開くときのような、怪しげな胸の高鳴りすら覚えて封を切る。
止まっていた時の流れが再び鼓動を始め、グラスの中で息吹く。
「これを求めていた」と五感が語りかけてくる、どなたの舌も満足させる豊かで複雑な味わいのヴィンテージ日本酒です。
肌に触れる絹の滑らかさを思い起こさせる舌ざわり。
オーガンジーの軽やかさ、ビロードのしっとりした柔らかさ。
30年の時をかけて生み出した多重な味わいの層はヴィンテージ日本酒ならではです。
山田錦の大吟醸を厳格な温度管理の元で熟成させた一本。
五感を目覚めさせ、研ぎ澄まして味わいたい、豊かで繊細な時の調べ。
しっとりととろけるような夢心地へと誘う紫閃 SHISEN 1996です。
Step 01
蔵内の冷蔵設備を備えたタンクで15年の熟成期間を経ています。酒質と熟成の状況で判断し、22年目以降は冷蔵での保管から蔵内の常温に切り替えて熟成を進めました。
Step 02
蔵内のひんやりした常温設備のタンクで13年の熟成期間を経ています。(2025年6月現在)
2025年以降も熟成は進むため、熟成年数はこれからも増えていきます。
銘柄名 | 紫閃 SHISEN 1996 |
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原料米 | 国産米100% |
香り | バナナケーキのように軽く焼けた小麦とバナナの甘さある香り |
味わい | スパイシーでパンチのあるエントリーとヘーゼルナッツのような旨味と上品な甘味 |
余韻 | 喉から鼻に抜ける甘い余韻は長い時間を忘れさせる |
ペアリング | トースティな香りとまったりしながらも切れる味わいはゴマやナッツのペーストを使用した酸味のあるソースと青菜系の野菜などと相性が良い |
( 1996 )
原材料名 | 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール |
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内容量 | 700ml |
アルコール分 | 18度 |
保存方法 | 直射日光、高温多湿を避け保存 |
製造者 | 森本仙右衛門商店株式会社 三重県伊賀市上野福居町3342 |